じいちゃんの手術、全てはここから始まる②
じいちゃんの手術が終わり翌日、私はばあちゃんと一緒にじいちゃんの病室に行きました。
そこには、点滴のチューブや、排尿の管の付いたじいちゃんがいました。
手足の自由が最近聞かなくなっていたじいちゃんですが、手も足も前より良く動くようになった!と喜んでいました。
日中は、ばあちゃんと私がずっといて、私とばあちゃんは夕方には帰宅し、その後は主人が会社帰りに顔を出してっ来るという感じでした。
その日は、まさかこんな事になるとは思ってもいませんでした。
じいちゃんの容体急変
手術後2日目、私とばあちゃんはまた日中じいちゃんの所に行ったのですが、昨日の様子とは打って変わり、首が少し動いて言葉を話す事が出来る以外、体は全て麻痺してしまいました。
全身麻痺で全く動けない状態になってしまったのです。
私とばあちゃんは、一瞬何が起こったのか丸でわかりませんでした。
わからないというよりも、どうしてこうなってしまったのか、これからどうなるのか、という事が頭をぐるぐる回り、事態を理解するのに必死でした!
じいちゃんは、事前に主治医から話を聞いたようで、今の状態について理解しているようでした。
手術前に私たちも聞いていたのですが、60%の人は手術後回復していく、残り40%は何かしらの麻痺が出てしまう。
その内の何%は徐々に麻痺が回復していき、回復しない人もいる!
事前に聞いた気はするのですが、全然理解が追い付きませんでした。
家のじいちゃんは10%未満の全身麻痺になってしまったようです!
今後どうなってしまうのか、全く理解が追い付きません。
その日の夕方
じいちゃんが全身麻痺になり、その日の夕方主人が会社帰りに病室に来ました。
昨日の様子しか知らない主人も、理解が追い付かない感じでしたが、私たちと、じいちゃんから、事の説明をしました。
主人もその時は、今後どうなるのか?と不安を感じたと、言っていました。
何しろ、家のじいちゃんは100キロ越えの巨漢!
このまま全身不随で家に帰ってきても、どうやって介護するのか、私も主人も不安しかありませんでした。
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