脳のCTを撮ったのですが…
家族みんながばあちゃんの様子をおかしいと思い始めて、更に1年ほど経ってしまった頃だったと思います。
これは私もあまり記憶にないのですが、ばあちゃんの脳のCTを近くの総合病院で撮って、かかりつけ医で見て貰う事になりました。
ただの高齢による物忘れ⁉
総合病院で撮ったCTを基に、かかりつけ医でここ暫く続く物忘れについて診断をして貰いました。
その結果、かかりつけ医の先生の言うには、
「まだ、認知症の症状は見られない!高齢による物忘れではないか!」
という見立てでした!
多分CTを撮った総合病院での見立てを基にしているとは思うのですが、主人とじいちゃんは一応ほっとしているようでした。
特にじいちゃんは、認知症(昔で言うボケ)というものに抵抗があり、
自分の妻が
認知症になってしまったなどという事は人に言えない恥ずかしい事!
という意識が凄く高いように思います。
老人がみんなそうなのか、私にはわかりませんが、家のじいちゃんは
認知症=病気
という風にとらえる事は、最後までできなかったと思います!
認知症
ばあちゃんが認知症になってからも、私自身も、いえ、家族の誰もが認知症という病気に対して、あまり詳しくは分かっていませんでした。
このままどんどん色々な事を忘れて行ってしまって、寝込んで寿命が来るまで生きていくのだろう!
漠然とそんな感じに思っていました。
こんな事を初めに書いてしまうのが良いのか悪いのかわかりませんが、
認知症は死に至る病気です!
これは、私もかなり後になるまで全く意識していなかった事です!
考えてみれば当然の事なのかもしれませんが、脳の細胞が死んでしまう病気なので、かなり進行してしまえば、生命を維持できない!
という事は当たり前の事だと思いますが、そこまで考えが及びませんでした!
統計的にどの位生きられるであろう!
というのも、認知症の専門医であれば、脳のCTと進行具合を聞けば、大凡の見当はつくみたいです。
私たちがこの事実を知ったのは、まだ、だいぶ先の話となります。
今回はこの位で、次回から、実際に私がばあちゃんを介護していく辺りからを文章にしていこうと思います!
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